*原子力機構JAEAチャンネルで動画「宇宙の錬金術」が公開されています（2013年10月29日より）。
アウトリーチ活動：宇宙における元素の起源
地球には金、銀、銅、ウランといった様々な物資が存在しているが、これらはなぜ存在するのだろうか。その鍵は宇宙における星の進化にある。宇宙では138億年前から様々な過程を経て、陽子、中性子を材料として様々な元素が作られてきた。いわゆる宇宙の錬金術である。特に鉛より重いウランは速中性子捕獲過程（r過程）と呼ばれる核反応のみによって起こり、それが星の超新星爆発といった極限環境下でしかなされないと考えられ、現在も研究が進められている。
高校生へのアウトリーチ活動の一環として、宇宙における元素の合成の歴史を解説しつつ、現在進めている速中性子捕獲過程の研究の一端を紹介する。
- ３次元核図表についてはこちら。
- これまでのアウトリーチ（講演）活動のリストはこちら。
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