最近の研究成果
最近の研究結果のハイライトを以下のリンクをご紹介しています。
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Competition between mass-symmetric and mass-asymmetric fission modes in 258Md produced in the 4He+254Es reaction
Phys. Rev. C 111, 044609 (2025)
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Reevaluation of Structures in 70Se From Combined Conversion-Electron and Gamma-Ray Spectroscopy
Phys. Rev. C 110, 024318 (2024)
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Chemical characterization of heavy actinides and light transactinides – Experimental achievements at JAEA
Proc. Jpn. Acad., Ser. B 100 (2024)
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Search for the 6α condensed state in 24Mg using the 12C + 12C scattering
Phys. Lett. B 848, 138384 (2024)
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Multi-Reflection Time-of-Flight Mass Spectroscopy for Superheavy Nuclides
Atoms 11, 134 (2023)
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New K isomers in 248Cf
Physical Review C 106, 064301 (2022)
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わたしたちのグループについて

私たちの研究は、加速器を使った核物理学と核化学の実験を行うことによって、人類共通の関心事である物理学と化学の基本的な問題に焦点を当てています。
たとえば、どのような重い元素まで地球上に存在できるでしょうか?
どのような方法でそれを生成できますか?
どのような新しい物理学と化学を明らかにできますか?
重い原子核の性質から、元素の起源について何がわかるでしょうか?
JAEAタンデム施設は、ウランより重い放射性のターゲットに、加速した重イオンビームを照射できる、世界でも数少ない施設の1つです。この施設を利用し、最先端のユニークな実験装置を開発することで、極限領域の希少な重元素・原子核の生成を研究しその性質の研究を行っています。
研究内容
未知の元素と原子核を開拓する
現在、人工的に作られた最も重い元素は118番。
どこまで重い元素ができるか、それは原子核の性質(構造)で決まり、また新元素の発見は新たな化学を開きます。
我々は未知原子核への到達と超重元素の化学的性質の理解を目指します。
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極限原子核の核分裂を解明
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重い原子核の核構造
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重イオンを用いた核反応
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重・超重元素の化学と相対論効果
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超重元素のイオン化ポテンシャル測定測定
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液相および気相における超重元素の振る舞い
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採用情報
現在、公募はありません。
ただし、私たちと一緒に研究したい研究者や学生は、いつでも履歴書を送ってください。
グループに長期間滞在し、我々といっしょに研究を行うことを希望する学生に対して、原子力機構では長期滞在可能な学生受入制度や、経済的な支援制度もあります(特別研究生制度など)。申請方法の詳細については、お問い合わせください。