Our Equipments and Facilities
ここでは、我々が普段使用している実験装置や実験サイトの紹介をする。
ここでは、我々が普段使用している実験装置や実験サイトの紹介をする。
2011年3月11日の東日本大震災直後のNMR実験室。実験棚上のものや引き出しはことごとく落ちて、実験台自体も大きく動いていた。実験室の被害状況把握のために、3月11日以降、初めて実験室に入域したのは3月28日。その後、建屋自体の安全確保等のため、片づけ等の作業開始が開始できたのが5月末。
2011年の夏は、実験室の片付けに明け暮れた。余震と節電のために、実験装置の再稼働を秋以降に行った。幸い、NMR装置やマグネットに深刻な被害は出ていない。
東北大金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際センター(東北大金研大洗)のアクチノイド棟に設置している 12 T-NMR マグネットとスペクトロメーターシステム。4Heの再凝縮装置を取り付けて有り、寒剤の補給をせずに長時間の安定した実験が可能。また、超ウラン化合物試料を測定可能な日本唯一の装置。
大強度正負パルスミュオンビームを用いた各種実験が可能。 先端基礎研究センターがD1エリアに設置したビームスライサーにより、高時間分解能のパルスμSR実験を行うことができる。
NMR測定に用いている9 TのNMRマグネット。4 Kクライオスタットの他、3Heクライオスタット、3He-4Heクライオスタットが装着可能。