日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター
バイオアクチノイド化学研究グループ
微生物と水溶液中に溶解した元素とが相互作用する細胞表面(バイオ反応場)は、元素の化学状態を変化させる新規の機能発現が期待される未知の反応場です。私たちはバイオ反応場におけるアクチノイドのナノ粒子生成機構を生体分子レベルで解明したいと考えています。さらに、福島などにおける放射性核種の挙動解明や除染技術の開発に取り組んでいます。、 |
![]() 研究内容 |
![]() メンバー |
成果 |
・大貫GLが2013年Goldschmidt会議において人為起源の放射性核種の環境中挙動セッションをConvenerとして担当します。 |
・黎明研究の成果「セシウムの脂質二分子膜透過機構の電気化学的解析」の成果がElectroanalysis誌受理されました。 |
・Yu Qianaiqn博士研究員が新しくメンバーに加わりました。 |
・山崎博士研究員のリポソームへの希土類元素の吸着挙動解明についての成果がChemistry Letters誌に受理されました。 |
・幌延の地下水中におけるウランがシリカナノ粒子と共存していることをサイズ排除クロマトグラフ-ICP-MSを用いた解析から明らかにしました。この成果が、Water Research誌に掲載されました。 |
・福島土壌中の放射性Csの化学状態を分析した結果をまとめた成果が、J. Nuclear Science & Technology誌に掲載されました。 |
・17種類の鉱物への放射性Csの吸着・脱離挙動を解析した結果をまとめた成 果が、J. Nuclear Science & Technology誌に掲載されました。 ・2013年2月18,19日に黎明研究「Exploration of biological specific function by heavy elements stimulus」のワークショップをバーミンガム(イギリス)で開催しました。 |